GLOSSARY用語集

コンピューター用語から映像・音響専門用語まで、
短い言葉でわかりやすく解説。

用語集をご覧いただけます。

CATVTV共聴

AM

Amplitude Modulation
振幅変調。送受信装置が比較的簡単にできるが雑音に弱い。

ATT

Attenuator
減衰器。信号を小さくするもの。

BS

Broadcasting Satellite
放送衛星。

CATV

Community Antenna Television
共同受信施設。
もしくは Cable Television
有線テレビ。

CCTV

Closed Circuit Television
閉回路テレビ。特定の建物・施設内で連絡・通信に使われる有線テレビ。

CS

Communications Satellite
通信衛星。

FM

Frequency Modulation
周波数変調。AMより雑音の影響を受けにくい。

HF

High Frequency
短波。3~30MHzの周波数帯の電波。

LF

Low Frequency
長波。30~300kHzの周波数帯の電波。

MATV

Master Antenna television
共同アンテナ。マンションや病院・学校・各施設ビル等などで屋上にアンテナを設置しテレビ放送を受信したものを各部屋に分配する設備で、CATVは広い地域を示す事が多いこと。

MF

Medium Frequency
中波。0.3~3MHzの周波数帯の電波。

PPV

Pay Per View
有線テレビの加入者が番組の時間や本数に応じて料金を払うシステム。

S/N比

signal(信号)とnoise(雑音)の比のこと
必要な信号レベルに対して不要なノイズがどのくらいのレベルで含まれているかを示す値。大きいほど良い。

SHF

Super High Frequency
3GHz~30GHzの周波数帯の電波。テレビ中継や衛星放送・通信に使われている。

UHF

Ultra High Frequency
極超短波。300MHz~3GHzの周波数帯の電波。国内では、470MHz~770MHzが、テレビ放送に使用されている他、携帯電話・ワイヤレス放送等にも使用。

VHF

Very High Frequency
超短波。30~300MHzの周波数帯の電波。国内では、76~90MHzがFM放送、90~108MHzと170~220MHzが地上波テレビ放送に使用されている。

VSWR

Voltage Standing Wave Ratio
電圧定在波比。高周波伝送路中にて発生する反射波と、入射波の間で発生する電圧定在波の最大値と最小値の比。1に近いほど良い。

アナアナ変換

地上波デジタル放送開始前、アナログ放送との混信障害で受信不可能になるため、混信するアナログ放送の周波数を混信しない周波数帯域に変換した。
アナログからアナログに変換するのでこう呼ばれる。

インピーダンス

交流回路における電流の流れにくさを示す量。

共聴

共同受信施設。共同視聴施設。

共同受信施設

山間部や、ビルなどの建物の影響でテレビ受信状態が悪い地域で、受信可能な場所にアンテナを立て、同軸ケーブルにて各家庭に電波を分配する施設。 地域に密着した番組やBS・CS放送を供給したり逆送によるインターネット通信を可能にした施設もある。
マンションや病院・学校・各施設ビル等などで屋上にアンテナを設置しテレビ放送を受信したものを各部屋に分配する設備。

ゴースト

テレビの受信画面などで、主に被写体の右側に薄く同じ被写体が二重・三重に写っていること。多重像。
これが濃くなると非常に見難い映像になる。
送信所からの電波が建築物等で反射し直接波より遅れて届くことで発生する。

混合器

複数個の入力端子から入った信号を1個の出力端子にまとめる機器。

コンバーター

変調器。周波数を変換する装置。

再送信

CATV局がアンテナにてテレビ局の電波を受信し、ケーブルにて送信すること。

サチる、サチり

増幅器の混変調の通称で、画像に白っぽい横線状のノイズが現れたり、白黒が反転するなどの症状がある。
増幅器の入力信号のレベルが大きすぎたり(過大入力)、故障したときなどに発生する。
もともとは、Saturation(飽和)から来ている。

指向性

マイクロホンの感度やスピーカーの音圧レベルが方向によって異なる性質。
送信アンテナより放射される電界及び方向によって異なる性質。

周波数

1秒間当たりの電波の振動数。

スノーノイズ

テレビ画面全体が白っぽくなる。ザラザラしたような画面になる。
雪が降っているような状態。入力信号のレベルが低くなると発生する。

タップオフ

Tap Off
共同受信施設において伝送路に設けられた分岐分配器のうち受信者に最も近いもの。

地デジ

テレビ地上波デジタル放送の略称。従来のアナログ放送よりも電波障害の影響を受けにくく、高画質の映像を送れる。
これを見ると、今まで何の問題も無く見ていたアナログ画像がかなり落ちているように見える。

トランスポンダ

送信機(Transmitter)と応答機(Responder)の造語。
衛星に搭載される装置で、地球からの電波を受信してこれを衛星にて増幅し周波数を変換して地上に再送信する装置。

パルスノイズ

テレビの受信画面で、白い点や線が絶え間なくランダムに出ている現象。放電が原因。

ビートノイズ

テレビ受信画面で、画面全体にしま模様ができる現象。
電気機器のノイズや無線が原因。

フラッター

航空機や電車などの移動物体からの反射の影響でテレビ受信画面が揺れたり歪んだりすること。

フルセグ

ワンセグとは逆に、ハイビジョン放送と同じように12個のセグメントを利用する放送をフルセグと言う。
ハイビジョン対応テレビと同じ情報量の放送をスマホでも受信できるので、高解像度の映像が楽しめる。
反面、受信に強い電波を必要とするため、電波が弱くなったり遮られたりする移動中や電波の届きにくい山間部での視聴には不向きである。

ブロックノイズ

地上波デジタル放送やBSデジタル放送・CS放送などデジタル放送特有の症状で、画面がモザイク状の見にくい画面になる。
音声も途切れたりする。
デジタルビデオカメラでも条件が悪いときに出る。

分岐器

信号電力の大部分を取出す出力端子と一部を取出す1個又は複数個の分岐端子を持つ機器。 分岐端子側より幹線側への影響が少ない。

分波器

1個の入力信号を複数個(ほとんど2個)の周波数帯域に分ける機器。

分配器

信号電力を均等に取出す複数個の分配端子を持つ機器。

ヘッド・エンド

アンテナより受信した信号(U・V・BS・CSなど)やテレビカメラ・各種プレーヤなどの信号を調整し基幹ケーブルなどの伝送路に送出する装置。

ワンセグ

地上デジタル放送の1つのチャンネルは、セグメントと呼ばれる13のブロックに分割して送信する。
ハイビジョン放送では12個のセグメントを使用するので残りの1個のセグメントを利用する放送などをワンセグと言う。

※用語説明は、独自の解釈が多分に含まれている可能性がありますので、参考程度にしていただきますよう、よろしくお願いいたします。