GLOSSARY用語集

コンピューター用語から映像・音響専門用語まで、
短い言葉でわかりやすく解説。

用語集をご覧いただけます。

VIDEO / VISUAL映像

インターレース

飛び越し走査。テレビ画像の1枚の画像のことをフレームという。
NTSCの場合、1フレームの525本の走査線を一度に表示(走査)するのでなく、まず奇数の走査線を1/60秒で走査し、続いて偶数の走査線を走査する。
この方法をインターレースという。奇数、偶数の走査画面を1フィールドと呼び、2フィールドで1フレームとなる。画像が大型になるにしたがって、画像の荒さが目立つ。

HDMI

High-Definition Multimedia Interface(高精細度マルチメディアインターフェース)
映像・音声・制御信号を、1本のケーブルにまとめてデジタル信号で伝送することができる通信規格。
ケーブルによってバージョンがあり、対応する解像度やリフレッシュレート、通信速度などが異なる。

液晶ディスプレイ

固体と液体の中間にある物質の状態(これを液晶という)の時に電圧を加えると光の通し方が変わる性質を利用した表示装置。

NTSC

カラーテレビの放送規格の一種。日本やアメリカで採用されている。走査線本数は525本。

FPD

Flat Panel Display
薄型ディスプレイのこと。

コンポーネント

映像信号の種類。RGBの3原色信号を独立して扱う方式。
実際には、輝度信号(Y)、色差信号Pr(R-Y)、色差信号Pb(B-Y)で処理される。
伝送には3ライン必要となるが画質の低下は少ない。

コンポジット

映像信号の種類。RGBの3原色信号を輝度信号(Y)に色副搬送波を使って色信号(I、Q)を多重し1つの信号として処理したもの。
伝送は1ラインでよいが色信号の帯域が狭い、伝送や記録の際の位相の位相歪による色調の崩れ等、画質低下の問題がある。

GPS

Global Positioning System
全地球位置把握システム。

SECAM

カラーテレビの放送規格の一種。旧東ヨーロッパ地域で採用されている。走査線本数は625本。

ネットワークカメラ

主に監視カメラに用いられるもので、従来の同軸ケーブルで映像を送るものではなく、ネットワークで映像を送る方式のカメラ。

ノンインターレース

プログレッシブ(順次走査)方式。1フレームの走査線全てを1度に走査する方法。

PAL

カラーテレビの放送規格の一種。旧西ヨーロッパ地域で採用されている。走査線本数は625本。

プラズマディスプレイ

特殊なガスに電圧をかけ、放電現象を利用し、R・G・Bの3原色を発光する素子を利用した表示装置。
RGBの極小の蛍光灯の集合体といえる。

ブルーレイ

Blu-ray Disc
青紫色半導体レーザーを専用ディスクに照射し、その反射された光でデータを読み込む装置またはその専用ディスク。
記憶量がDVDと比べてはるかに多く、DVDでは10分ぐらいしか録画できなかったハイビジョン番組がブルーレイでは2~4時間録画可能。

プログレッシブ

ノンインターレース方式のこと。デジタル放送では、ハイビジョン放送の場合750本の走査線を1/60秒ごとに同時に流す。750pと表す。
標準放送の場合は、走査線は525本となり、525pと表す。
これに対しインターレース方式の場合は、それぞれ走査線の数から1125i、525iと表す。

有機ELテレビ

有機【エレクトリック・ルミネッセンス】テレビ
電圧を加えると発光する有機物を配置して映像を表示させるテレビ。
構造がシンプルなため液晶やプラズマテレビより本体を薄くできる。

※用語説明は、独自の解釈が多分に含まれている可能性がありますので、参考程度にしていただきますよう、よろしくお願いいたします。